新築一戸建と言えば、私が10代だった頃に、
父親が建てた新築一戸建の家を建てた時の記憶が、
今も鮮明に脳裏に焼きついています。
その新築の家は、完全な自由設計でしたので、
設計の段階には家族で相談して、色々なアイデアを盛り込みながら、
設計図を完成させていきました。
建築中は、棟上から完成に至るまで、刻々と出来上がっていく家を見ながら、
新しい家に住む夢が膨らんでいきました。
そしてついに家が完成し、住み始めたわけですが、
木造建築の真新しい木の香りがとても心地良かったことを覚えています。
今まで平屋住宅に住んでいたのですが、新しい家は2階建て、
私の部屋は2階にありましたので、
階段を上り下りするだけで、当初は感動を覚えたものでした。
家というものは、しっかりとビジョンを描いて設計していたとしても、
いざ建築して住んでみると、希望通りではない点が出てくる可能性があります。
設計段階に思い描いていた通りの満足感がある一方で、
多少は、イメージが違っていたと感じた事もありました。
たとえば、収納スペースが不十分だった事や、
壁の中の保温素材が、冬場にそれほど効果が無かった事です。
そして、私の部屋の床が微かに傾斜していて、
床にビー玉を置くと、少しずつ転がって移動した事には、
多少なりとも驚きました。
これはいわゆる瑕疵に相当するかもしれませんし、
建築を請け負った業者さんが何度か見に来ましたが、
調査の結果、建物の構造上の強度には影響しておらず、
また、生活する上でも何ら支障が無かったので、
別段、修繕等はしませんでした。
ともあれ、新築一戸建住宅には、
住む人の夢が詰まっているので花でしょうか。